久喜市でおすすめの工務店・注文住宅メーカー6選をご紹介します！

久喜市の坪単価と注文住宅を建てるのに使える補助金

埼玉県久喜市で家を建てる場合に、まず知っておきたいのが坪単価や注文住宅の補助金です。少しでも自己資金の負担を減らして満足できる家づくりをするためにも、お金についてしっかりと確認しておきましょう。

久喜市の坪単価と注文住宅を建てる費用の目安

家を建てる予算を決めるうえで重要なのは、坪単価を把握しておくことです。まず埼玉県全体で見てみると、坪単価は49万8,032円/坪となっています。それに対して久喜市は20万5,270円/坪であり、埼玉県内でも土地の価格が安い部類に入るでしょう。

また、埼玉県で家を建てた人の費用平均値は、建設費が3,900万円、住宅面積が123.9㎡（約40坪、4人家族が暮らせる広さ）となっています。久喜市で家を建てる際も、この数字を目安に予算を立てるといいでしょう。

久喜市は、埼玉県内でも比較的リーズナブルに家を建てられる地域ではありますが、家は大きな買い物であり、金額を見れば決して安いとは言えません。だからこそ注文住宅を建てたいのなら、補助金についてよく調べ、自己負担を減らせるようにすることが大切です。

注文住宅を建てるのに使える補助金一覧

久喜市で注文住宅を建てる際に使用できる補助金は、下記のようになっています。

ZEH支援事業

電気やガスのような、エネルギーの消費を抑えても快適に暮らせる家の建築を奨励するための支援事業です。

地域型住宅グリーン化事業

認定長期優良住宅、ゼロエネルギー型住宅、高度省エネ型住宅の基準を満たす家を新築する場合に、条件に応じて補助金が支給されます。

こどもエコすまい支援事業

子育て世代や若いご夫婦の世帯が、高い省エネ性能を持つ家を建てた場合に補助金が支給されます。

ゼロカーボン推進補助金

久喜市が行っている独自の制度で、住宅用太陽光発電システムや電気自動車などを新たに購入した場合に、購入費の一部を受け取れます。

後述する「注文住宅を建てるときに使える補助金一覧」では、より詳しく補助金の制度を説明しています。ぜひそちらもチェックしてみてください。

注文住宅を建てるときに使える補助金一覧

注文住宅を建てる際によく把握しておきたいのが補助金の制度についてです。ここでは注文住宅の取得で使える補助金について、詳しく確認しておきましょう。

ZEH支援事業

ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）支援事業は、国が行っている注文住宅への補助金制度です。住宅や建物が年間を通じてほとんどエネルギーを消費せず、必要なエネルギーを再生可能なエネルギー源から供給することを目指す取り組みです。

ZEH支援事業では5つの種類のZEHについて補助金を支給しており、ZEHの種類と内容は下記のようになっています。

ZEH	断熱と省エネにより一次エネルギー消費量を20％削減+創エネを含め一次エネルギー消費量を100％以上削減
ZEH+	断熱と省エネにより一次エネルギー消費量を25％削減+創エネを含め一次エネルギー消費量を100％以上削減
Nearly ZEH	断熱と省エネにより一次エネルギー消費量を20％削減+創エネを含め一次エネルギー消費量を75％以上100％未満削減（寒冷地や都市狭小地などが対象）
Nearly ZEH+	断熱性能・省エネ性能はZEHと同等基準であり、太陽光発電によるエネルギー生産率が75％以上（寒冷地や都市狭小地などが対象）
ZEH oriented	断熱性能・省エネ性能はZEHと同等基準であり、太陽光発電がない住宅（狭小地などが対象）

これらを踏まえ、ZEH支援事業の対象者や補助金額は下記のようになっています。

対象

・これから注文住宅を建てる方と新築建売住宅を居住用の住宅として購入する方
・ZEHビルダーとして登録されている施工会社による新築の住宅

補助金額

ZEH	55万円
ZEH+	100万円
Nearly ZEH	55万円
Nearly ZEH+	100万円
ZEH oriented	55万円

上記の条件に加え、対象となる機器を取り付けた場合は補助金の加算が行われます。詳しい内容はZEH支援事業の公式サイトをチェックしてください。

地域型住宅グリーン化事業

国土交通省の認定を受けたグループ（原木供給・製材・建材・設計・施工などの業者）が建築する省エネルギー性能や耐久性能等に優れた木造住宅を対象に、補助金が交付される国の事業です。一定上の性能の基準をクリアした家を新築する場合に、条件に応じた補助金が支給されます。詳しい内容は下記のようになっています。

対象

・認定長期優良住宅/ゼロエネルギー型住宅/高度省エネ型住宅（認定低炭素住宅）のいずれか
・原則的として地域木材を使用した一定の性能以上の住宅
・国の採択を受けたグループの中小住宅生産者により建てられた住宅

補助金額

認定長期優良住宅	140万円
ZEH	140万円
Nearly ZEH	140万円
認定低炭素住宅	125万円
ZEH Oriented	125万円

こどもエコすまい支援事業

こどもエコすまい支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯がZEHレベルの高い省エネ性能を持つ住宅を取得することを推進する、国の補助金制度です。新築分譲住宅の購入やリフォームも対象となりますが、ここでは注文住宅の新築においての詳細をご紹介します。

対象

・令和4年4月1日時点において18歳未満の子供がいる子育て世帯
・令和4年4月1日時点においてどちらか一方が39歳以下の若者夫婦世帯
・ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Orientedいずれかの基準を満たす住宅

補助金額

100万円/戸

【久喜市対象】ゼロカーボン推進補助金

ゼロカーボン推進補助金は久喜市独自の補助金制度で、地球温暖化防止への寄与を目的とした住宅用太陽光発電システムや、電気自動車などを購入した場合に補助金が支給されます。詳しい内容は下記のようになっています。

対象

・市内に自らが居住または新築する住宅に対象機器を設置する方
・市内に建てられた対象機器が設置された新築の建売住宅を自らが居住するために購入する方
・過去に同じ機器の補助を受けていない方
・前年度までの市税を滞納していない方
・久喜市に住民票がある方

補助金額

太陽光発電システム	6万円
太陽熱利用システム	1万5,000円
定置型リチウムイオン蓄電池	6万5,000円
電気自動車等充給電設備（V2H）	5万円
高遮熱塗装	1㎡あたり400円（最大2万円）
家庭用燃料電池コージェネレーションシステム（エネファーム）	4万円
自然冷媒ヒートポンプ給湯器（エコキュート）	2万円
潜熱回収型ガス給湯器及びハイブリッド給湯器（エコジョーズ等）	1万円
家庭用エネルギー管理システム（HEMS）	5,000円
ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）	20万円
電気自動車またはプラグインハイブリッド車	5万円

失敗しない！工務店・住宅メーカーの選び方

自分たちが満足できる家づくりをするためには、信頼できる工務店や住宅メーカーを見つけることがなによりも大切です。ここでは、後悔しない家づくりができる工務店や住宅メーカー選びをするために、チェックしたいポイントをご紹介します。

建てる地域の特徴を熟知している

まず工務店・住宅メーカー選びで重視したいのが、家を建てる地域の特徴を熟知しているかどうかです。家は地域によって必要な性能や備えておくべきことが異なるので、その地域の気候風土、周囲の環境などをよく理解していないと、地域にマッチする家づくりを行うことができません。

そのため地域密着型の営業をしており、その地域で快適に暮らすための家がどのようなものかをしっかりと把握している住宅会社に依頼することが大切です。そのような住宅会社なら、ほかの地域の住宅会社では気づかない細かな部分まで提案やアドバイスを行ってくれるので、後悔しない家づくりができるでしょう。

それを判断するひとつの基準として、地域で長く運営していたり、多くの家を手掛けていたりする会社がおすすめです。

デザインや設計の自由度が高い

家の建て方には大きく分けて「注文住宅」「建売住宅」「企画（規格）住宅」の3つがありますが、自由に設計ができ、家族の要望を細かく叶えられるのが注文住宅です。そのため、家へのこだわりが多い方や家族にマッチした家づくりをしたい方であれば、注文住宅に対応している住宅会社に依頼するのをおすすめします。

また、デザインも自分たちの好みに合わせて提案をしてくれる会社であれば、家族が愛着を持てる家づくりが叶うはずです。ぜひデザインや設計を自由に考えることができ、細かな希望まで取り入れられるような設計をしてくれる住宅会社を選びましょう。

耐震性・断熱性といった性能がいい

耐震性や断熱性などの住宅性能は、家族が安心して快適に暮らすために欠かせないものです。日本はどこの地域でも地震が起きる可能性があり、万が一のときでも、耐震性が高く丈夫な家に住んでいれば安心感が違います。

また1年中家の中で快適に、そして健康に暮らすためには、高い断熱性や遮熱性のある家であることが大前提です。このように、住宅性能は家を建てるうえで非常に重要なものなので、ぜひ性能にこだわった家づくりをしてくれる住宅会社に依頼しましょう。

自分の予算と費用感が合っている

家は大きな買い物であり、何十年と先までのローンを支払い続けるケースがほとんどです。そのため事前にしっかりと予算を決めて、ローンを完済するまで無理なく支払えるように計画していく必要があります。

そして、その予算と住宅会社から提案される住宅の費用感が合っているかどうかも、住宅会社選びの際にはチェックしましょう。無理にオプションなどをつけて高く設定しようとしてくる場合や、費用の割に設備や性能が見合っていないような家を提案してくる場合は、ほかの住宅会社への相談を検討したほうがいいかもしれません。

建てたあとの保証が手厚い

建てるまでよりも、建てた後の方が長く付き合っていくのがマイホームです。そしてその家を守ってくれるのが、住宅会社の保証やアフターサービスでもあります。そのため建てた後の保証が手厚く、安心できるサポートをしてくれる住宅会社を選ぶことも大切です。

保証の内容は住宅会社ごとに大きく異なり、独自の保証を設けている会社も多いので、依頼する前にチェックして、長く安心して付き合っていける住宅会社を見つけてください。

完全自由設計（フルオーダー）と自由設計（セミオーダー）の違い

注文住宅の設計方法として「完全自由設計（フルオーダー）」と「自由設計（セミオーダー）」の2種類があります。ここではこの2つの違いをご紹介していくので、どのような設計方法を選択すればよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

完全自由設計：やりたいことのほとんどは叶う

完全自由設計とは、間取りはもちろん外観、仕様、設備などのすべてを自由に決められる設計方法です。地域密着型の工務店などでよく採用されている方法でもあり、こだわりを詰め込んだ家にしたい方や、変形地・狭小地などに家を建てたい方に向いています。

予算が多い場合はとことん納得できるまでこだわってつくることができ、予算を抑えたい場合は不要な部分を削減して、コストパフォーマンスに優れた家をつくることもできます。その家族にしか建てられないオンリーワンの家になり、愛着を持って暮らしていくことができるでしょう。

もちろんライフスタイルや家族構成に合わせた家にできるので、暮らしやすさや快適さも感じやすいです。こだわりが強くなりすぎてしまうと予算をオーバーしてしまうことはありますが、住宅会社と相談しながら削れる部分を削っていけば、予算内でも満足できる家に仕上げることができるはずです。

家族の夢を叶えたい方、細部までこだわりを持っている方、建てる土地に制限がある方などは、ぜひ完全自由設計の家を提案している住宅会社に依頼しましょう。

自由設計：自由度は低いがコストを抑えやすい

自由設計とは、間取りなどはある程度決められるものの、仕様などは決まっている設計方法のことをいいます。大手の住宅メーカーで注文住宅として扱われているのは、自由設計であることが多いです。

デザインや設備などはあらかじめ決められた複数のパターンから選ぶことになるので、スムーズに設計をすすめやすいというメリットがあります。また規格が決まっている点から工期も短く、コストも抑えられるので、納期やコストを優先したい方に向いているでしょう。

ただし完全自由設計に比べると、自分で決められる範囲が狭く、細かなこだわりを叶えられない可能性が高いというデメリットもあります。また狭小地や変形地といった制限のある土地には対応できないことも多いので、選べる土地が限られるというのもデメリットといえるでしょう。

工務店とハウスメーカーの違い

注文住宅を依頼する住宅会社として「工務店」と「ハウスメーカー」の大きく分けて2種類があります。ここではこれらの違いについてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

①費用の違い

費用面では同じ土地に同じ家を建てる場合、工務店のほうが安くなる可能性が高いです。ハウスメーカーは大手の強みとして部材の大量生産などによる原価コスト削減ができますが、その一方で莫大な技術開発費用や広告費をかけており、スタッフの人数が多く人件費もかかるため、その分が建築費に響いてきます。その点工務店は、建築に直接関係しない費用が発生しにくく、コストを抑えやすいといえるでしょう。

②叶えられるプランの違い

プランの違いとしては工務店が完全自由設計、ハウスメーカーが自由設計に対応しているケースが多いです。すでにご紹介しているように、完全自由設計はデザイン、間取り、外観、設備、仕様といったすべてを決められる方法、自由設計は設備や間取り、外観などをあらかじめ決められたパターンのなかから選ぶ方法です。より自由な設計を希望しているのなら、完全自由設計ができる工務店への依頼をおすすめします。

③施工内容や技術の違い

施工内容や施工技術の面では、工務店の場合は現場を担当する職人の腕にある程度左右されることがあり、ハウスメーカーは規格に沿って建築が行われるため、仕上がりの品質が安定しているという違いがあります。もちろん高い技術を持つ工務店もあるので、実績や口コミなどで事前に職人の腕について調べておくと、工務店選びを失敗せずに済むでしょう。

④工期の違い

工期は、工務店よりもハウスメーカーの方が短い場合が多いです。ハウスメーカーの注文住宅は規格が決まっており、建材の調達から施工までシステム化されているので、効率的に進めていくことができるからです。

工務店の場合は、資材の加工をするところからスタートするので、ハウスメーカーに比べると長めの工期になってしまうことがあるでしょう。ただしプランなどによっても変わるので、詳しい工期は見積もりなどを取って確認してみてください。

                   

⑤アフターフォローの違い

アフターフォローはそれぞれの性質が大きく異なる部分であり、ハウスメーカーの方が長期で幅広いフォローをしてくれるケースが多いです。定期点検や無料修理期間など、制度がはっきりと決まっているのも特徴です。

一方で、工務店は地域密着型の場合、なにか住宅のトラブルなどがあった際にすぐ駆けつけてくれるという特徴があります。独自の手厚いフォローを行っている工務店もあるので、一概にどちらが優れているとはいえません。

家を建てた時に「やって正解だった」と思ったことは？WEBアンケートで調査！

今回は「家を建てた時にやって正解だったと思ったこと」についてアンケート調査を行いました。多くの人が家を建てた際に正解だったと感じたのはどういった点なのでしょうか？　さっそく結果を詳しく見ていきましょう。

第1位は「納得がいくまで住宅会社と打ち合わせをした」でした。打ち合わせは綿密に行えば行うほど、理想を実現できる可能性は高まります。

会社によってはヒアリングの段階から設計士が同席してくれます。そういった会社であれば打ち合わせ内容もより充実したものになることが期待できるので、ぜひ探してみてください。

「予算内に収まるように妥協点を作っておいた」も同じく1位でした。理想を追求することも大事ですが、それで予算を大幅にオーバーしてしまっては元も子もありません。

そのため、「この部分は妥協してもよい」と思えるポイントをあらかじめ決めておくのも大切です。家族と話し合い、妥協点を考えておくのも大切なポイントです。

第2位は「住むエリアの治安や自然災害のリスクを調べた」でした。住もうと考えているエリアについてあまり詳しくない場合などは、治安や自然災害のリスクなどについても調べておかなければいけません。

自分で調べるのはなかなか大変ですが、地域に長年密着している会社は治安などについても精通しているので、そうした会社に相談すればかなり手軽に情報を入手できるでしょう。地域との結びつきがあるかを会社選びの際によく見ておくのがおすすめです。

アンケートの結果は以上となります。続いて、失敗しない工務店・住宅メーカーの選び方を見ていきましょう。

信頼できる工務店・ハウスメーカーを見つけて夢のマイハウスを手に入れよう！

家は、家族がこれから先長く安心して暮らせる場所にすることが大切なので、そのような家を叶えてくれるような、信頼できる工務店やハウスメーカーを見つけましょう。久喜市にも多くの工務店やハウスメーカーがありますが、まずは施工事例をチェックしたり資料請求をしたりしながら、自分たちにぴったりの家を提案してくれる会社を選んでください。

【FAQ】よくある質問